VGアルカディア

ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

《創世竜 インテグラル・メサイア》について

 おはようございます、バスターです。

 皆さま、明けましておめでとうございます。本年も「VGアルカディア」をよろしくお願いします。

 今回は久しぶりに「今日のカード」についてです。本文は続きから。

 

 

 以前のアナウンスのとおり、本日か今日のカードの更新がありました。アニメでお活躍したリンクジョーカーの新しい切り札です。早速見ていきましょう。

 

《創世竜 インテグラル・メサイア

 

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リンクジョーカーのGユニット。V登場時にGゾーンの表の《メサイア》が3枚以上なら全てのファイターの手札全てを山札に戻し5枚引く自動能力と、アタック時にCB1とブリーザ式Gペルソナブラストで味方全てを解呪し、3枚以上行ったら1枚ドロー、SC1、自身のパワー+10000する能力を持っています。

 アニメでは伊吹君が初回超越で使用していました。まずは解呪能力から見ていきましょう。特筆すべきは解呪できる枚数です。Gゾーンの都合上、初回超越で解呪できる枚数はフラジオレットで2枚、バサルティスで1枚が限界でした。アムネスティを使用すれば全て解呪出来ますがGゾーンを空けることが出来なかったため、オルタ―エゴのGB2を開放することが出来ませんでした。相手側を呪縛することは出来ませんが、今までなかなか手の届かなかった部分に手が届くようになったことは、戦術の幅を広げることになるでしょう。追加要件もアドバンテージ獲得とコスト回復とシンプルながらも優秀です。今後の初回超越の有力な候補になるのではないでしょうか。

 しかし、このカードの真価は上の効果にあると言えるでしょう。アニメではタイミングの都合上使用されませんでしたが、ゲームを決めてしまいかねない強力な能力です。

 まず、相手も自分も全て山札に戻して5枚引きます。そのため効果誘発前の手札枚数を一切参照しません。手札をすべて使って超越したとしても再び5枚の手札が確保されるので、Vがイディアルエゴであれば自身の超越スキルにつなげることが出来ます。また、相手は前のターンで超越していた場合、トリプルドライブで少なくとも手札は3枚持っています。強制的に5枚まで増減させられるので、実質的なハンデスが可能なケースも多いでしょう。強制的に手札を減らすことが可能なカードとして他にツクモラカンがいますが、ツクモはこちらが既存の手札から4枚選択することが出来ます。しかしインテグラル・メサイアは完全ガードやヒールトリガーを確保していようとも強制的に山札に戻してしまいます。しかもメサイアは呪縛と解呪を組み合わせた連続攻撃が可能ですので、プレッシャーは更に跳ね上がります。総じて初回でも終盤でも強いカードと言えるでしょう。

 しかし、逆もまた然りです。相手の手札の質が悪い時に使用してしまい、手札の質を高める結果になりかねません。幸いこちらに選択権があるGユニットですので、使用する際には考えて使う必要がありそうです。

 

~最後に~ 

 新年早々、強力なカードが紹介されました。今後もカードパワーのインフレが続きそうです。是とするか否とするかは使い手次第ですが、強力なカードの登場は嬉しい限りです。

 今年も思い切り楽しみましょう。