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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

週刊ヴァンガ情報局(10/24公開分)で公開された新規カードについて

 こんばんは、バスターです。

 今回は新規カードについてです。本文は続きから。

 

 

 今週の生放送ではアニメでも登場した《蒼波》のカードが多数公開されました。昨日記事にしたばかりですが、改めて考察したいと思います。多少以上に筆者の贔屓目入っておりますが、どうかご容赦下さい。

 

・《蒼波兵長 べラギオス》

 アクアフォースのG1ユニット。登場時に山札の上7枚から《蒼波元帥 ヴァレオス》を手札に加える能力、《蒼波》を含むヴァンガードがアタックした時にスタンドする能力を持っています。

 登場時効果はアビサルオウルと同様の能力です。確実性こそシシルス互換に劣るもののライド事故を軽減できる可能性、そしてコール後も有効な能力を持っている点で優れています。

 下の効果はGBの制約もコストも有りません。先攻でテトラドライブをスタンドさせた際にも有効なのはとても強力ではないでしょうか。当然Gユニットの能力と組み合わせても非常に強力です。

 しかし、今までアビサル互換を配られたルアードとティルアは超越コストを誤魔化すスキルを持っていましたがヴァレオスは持っていません。他の追加カードの如何にもよりますが、引き続きニッキーにはお世話になることでしょう。それによりデッキの枠を圧迫してしまうのが欠点と言えるでしょうか。複数枚採用したいカードなのでよく考える必要がありそうです。

 

・《蒼波水将 メドラ》

 アクアフォースのG2ユニット。<抵抗>と蒼波のヴァンガードがいればパワー+3000と後列からアタックできる能力を持っています。名称指定がある代わりに<抵抗>を得たG2版スタシアと言えるでしょう。

 素のパワーが8000とやや物足りなく感じるものの、場持ちが良く苦手としていた妨害系のクランに対しても戦えるのはシンプルながらも強力です。

 後列からアタックできる能力は単純に攻撃回数を増やすことを可能に出来るので、<連波>の条件達成や相手へのプレッシャーを高めるためにも有効活用できるでしょう。パンプをするためには後列に置かなければいけないためインターセプトをすることが出来ないという欠点こそあれ、余りあるメリットを持っています。

 そして何よりこれだけの性能を持っていながらレアリティはまさかのCです。昨日公開されたアーセナルフリートといい、今回のCには優秀なカードが揃っていますね。

 

・《蒼波元帥 ヴァレオス》

 アクアフォースのG3ユニット。ライドフェイズ開始時に手札から《蒼波》をコールしパワー+2000、コールしたら1枚引く能力と、《蒼波》を含むGユニットへの超越時に相手のヴァンガードのパワーを11000に固定する能力を持っています。《蒼波》の新しい切り札が早くも公開されました。

 登場時効果はシンプルながらもパワーラインの細かい調整をしつつアドバンテージが稼げますのでとても便利です。《蒼波》は比較的CBを多用するデッキですのでむやみやたらと連発は出来ませんが、GBが付いていないため速攻デッキに対しても有効な手段になり得るでしょう。

 超越スキルはアニメでも見せていた、相手のパワーの固定です。アクアフォースはクラン特性上ダメージトリガーに弱く、連続攻撃のプレッシャーが一気に減ってしまうという欠点がありましたがこの超越スキルによって一気に解消されました。このカードのほかにパワーの増減が出来るのはガーディアンのシールド値のみですので、サブナックのVパンプやガウリールやブロークンハート、あまつさえクロスライドさえ無効化します。。攻撃順の都合上パワーの低いラインの攻撃を後に回してもデメリットが殆ど無くなるため、より他のユニットの条件を満たすことに貢献することになると思います。デッキ構築に大きく影響を及ぼしそうですね。

 

~最後に~

 ヴァンガード自身のスタンドを得意としていた蒼波に優秀なカードが多数追加されました。特に現実的に使用できるカードに抵抗持ちが増えたのは嬉しい限りです。その高い速効性能を活かして今後どんな活躍をするのでしょうか。注目です。