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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

竜神烈伝の新規カードに関するアレコレ

 こんにちは、バスターです。アニメも段々とクライマックスに近づいてきて、緊張感が高まってきていますね。

 今回は新規カードについての雑記です。本文は続きから。

 

 

 今月末にはヴァンガードGシリーズのクライマックスを飾る『竜神烈伝』が発売になります。ラスボス候補であるギーゼや強力なゼロスドラゴン等が収録され、非常に皆さんの関心を集めています。ショップによっては予約が終了しているところも多いみたいですね。期待度の高さが伺えます。

 少し気が早いようですが、収録カードを簡単に振り返りたいなと思います。

 

・《ロイヤルパラディン

 アイチ君が準レギュラー級の登場をしていますので、引き続き《ブラスター》の強化があるかと考えていましたが、当然と言えるでしょうか、シオン君の使用する《アルトマイル》の強化が主流になりそうです。キーワード能力の<勇敢>は要件上扱いにくいものが多いですが、今回は主に序盤に使用できる強力なものが揃っています。Gユニットには相手のガーディアンを強制的に2枚以上刈り取ることが出来るフィデスと、隙のない戦い方が出来そうです。

 今後は初回超越の戦い方が鍵になりそうです。アルトマイルが先にライドしても強力な能力を持っていますので、今後は積極的にライドしても問題ないケースが増えてくるでしょう。フィデスが高いフィニッシュ力を持っていますので、如何にそこまでに追い詰めるかが問われるのではないでしょうか。あと呪縛への明確な対抗策が現状見えていないのも、《カオス》が蔓延る現在においては少々厳しいですね。高いパワーカードが配られているイメージがありますが、中々難しそうです。

 

・《シャドウパラディン

 アニメではまさかの展開となっている《ルアード》。超越を安定化させる能力とアドバンテージ獲得力の高さを、そのまま大きく伸ばしてきた印象を受けます。スペリオルコールの枚数自体が少なくなった、<儀式>以外をコールしにくいなどの制約もありますが、予め盤面を要求されなくなったので、戦いやすくなったのではないでしょうか。<儀式>を持つカードも多く収録されていますので、より専用構築に近くなっていくのでしょう。

 《深淵を覗く竜皇 ルアード》も非常に強力です。盤面を整えつつ相手を退却させる能力も当然ですが、永続能力のパンプが見た目以上に強力です。現状マーハを採用して試していますが、今まで以上に使いやすくなりそうです。また、最近は妨害対策に<抵抗>を配られているクランも多いので、《黒炎をまとう竜 オグマ》が刺さりやすくなっているのもデッキとしては追い風です。人気の高さも相まって、使用者は増えることでしょう。

 連続攻撃のギミックを持っていませんので、《極天のゼロスドラゴン ウルティマ》の爆発力で他のクランに劣るのが少々残念なところです。ウルティマに頼らない戦い方を見つける必要がありそうです。

 

・《ジェネシス

 ミサキさんが使用する予定の神器の強化が確定しています。他には<天啓>持ちも収録されていますね。完全なメリット能力である<天啓>はとても強力な能力ですので個人的にも期待しています。神器は同名リメイクの《叡智の神器 アンジェリカ》をはじめとして、ドロップゾーンのカードを増やしつつ戦うカードが目立ちます。ドロップゾーンからのソウルチャージは元々得意としていましたが、今回も同様の戦術が主流になるのでしょうか。まだ公開されていない《全能の究極神器 ミネルヴァ》にも期待がかかります。

 ジェネシスにはかつてより規制候補との声がありながらも幾度も免れてきたターロやワイズマンが存在します。収録されるカード次第ではありますが、スペックは非常に高くなるでしょう。

 

・《ぬばたま》

 アニメでは新規G3のシラヌイが登場しましたが、あまり新規カードは見えていません。イラスト的に新しいG4のシラヌイは収録がありそうです。こちらもライドフェイズ開始時や登場時の能力などによって先乗りに意味が出てきました。

 相手のリアガードを利用するという性質上、どうしても相手に左右されてしまう部分があり、その点が使用の難易度を高めています。<抵抗>を持つカードが増えてきているのも向かい風でしょう。しかし元々優秀なカードが揃っており、いざとなればツクモラカンドラクマが撃てるというメリットもあります。自分としては結構好きなクランですので、Gユニットに期待したいところです。

 

・《ダークイレギュラーズ》

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 金曜日に唐突に新規のシャルハロートが公開されました。アニメでも江西さんの活躍はあるのでしょうか。かつてのダークイレギュラーズの欠点でもあった「必要なカードがソウルに入ってしまう」という欠点を大きく解消したカードです。安定感を高めるという意味でも、今後はメインVとして活躍してくれそうです。

 元々ガスティールの強化かと予想していましたが、キーワード能力の<深闇>を強化するカードが多そうです。ガスティール自体も深闇を持っていそうですしね。Gユニットのバラムも強力そうですので、いい意味でダクイレらしからぬ安定した戦い方が出来るようになるのではないでしょうか。

 ゼロスドラゴンのダストとの兼ね合いですが、連続攻撃要員が主に《エニグマティック・アサシン》のみになりますので新規との相性は抜群という訳ではないかもしれません。しかし、自然にスタンドトリガーが採用出来ますし、前列のパワーアップやガード制限を多く持つクランですので今後は脅威になるでしょう。

 余談ですが、ダークゾーンのクランを使う際には、最近は「どうやったらダストを強く使えるか」という事を真っ先に考えてしまいます。正しいのか間違っているのかは分かりませんが、思考が凝り固まる事だけには気を付けたいものです。

 

・《ギアクロニクル》

 アルトマイルと共に3種目のクロノジェットが、そして最後の切り札になるヘリテージが公開されました。元々主人公が使っているという観点からも非常に人気が高く、何でもできる器用さから多くのユーザーに愛されているクランです。

 Zによってデッキ構築の幅は今まで以上に狭くなったものの、超越の安定化やアドバンテージの獲得、更には確定でのエキストラターンなど、土台及びフィニッシュ力が大幅に強化されました。更にダークゾーンなのでダストも存在します。ギアクロニクルとどう戦うか、が今後のデッキ選びの一つの基準になるかと思います。

 ヘリテージのインパクトはすさまじいものですが、Gユニットとしては実質バニラです。獲得したエキストラターンをどう使うかはプレイヤー次第なので、意外と腕を問われることになるかもしれません。

 余談ですが、次段環境の練習として、友人と新規カードを採用した前提で何度がテストプレイをしたのですが、全てヘリテージかダストで勝敗が決まりました。恐ろしいです。明確なゲームエンドが与えられるとここまで違うものかと驚きました。

 

~最後に~

 まだすべてが見えていないので変わってくる部分も多いでしょうが、今回の強化も多くのファイターにとって影響を与えることになるでしょう。今後も引き続き注目しなければいけませんね。