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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

《終焉のゼロスドラゴン ダスト》について

 こんばんは、バスターです。今年も残すところあと少しですね。

 今回は新規カードについてです。本文は続きから。

 

 

 昨日の「週刊ヴァンガ情報局」では、間もなく発売になる新ブースターよりディメンジョンポリスのカードが多く紹介されました。新商品にも注目が集まる中、サラッと非常に強力なカードが公開されました。

 

《終焉のゼロスドラゴン ダスト》

 ダークゾーンのゼロスドラゴンです。詳しい能力は前回も考察しましたので割愛させて頂きます。

 効果は極めて単純。相手のパワーとグレードを1まで落とし、問答無用で1ダメージを与えます。アニメでは4点から5点目を与えていましたが、実際は相手が5点であろうと問答無用でフィニッシュである6点目を与えます。公開された直後は、SNS等で多くの反響を呼びました。

 個人的な感想ですが、このカードの強さは2つあると思っています。まずは前述のとおり相手の点数に関わらず確実に1点を与えられることです。トリガーの誘発こそ許してしまいますが、それはアタックで点を入れても変わりません。ダークゾーンのクランと対戦する場合、今までは6点受けると負けであったのが、5点受けたら実質的な敗北となってしまいました。これはヴァンガードの基本的な部分に干渉するほどの大きな追加です。既存のゼロスドラゴンと比べても、ドラクマはG3を、ゾーアは完全ガードを抱えていなければ実質的に敗けでしたが、これらと比べてもダストの要件は群を抜いて達成しやすいものです。

 2つ目は、このカードがダークゾーンに配られたことです。ご存知の通り、ダークゾーンにはギアクロニクル、スパイクブラザーズ、ペイルムーンと連続攻撃を得意とするクランが揃っています。エニグマティック・アサシンを使用すればダークイレギュラーズも可能ですね。ダストは相手のユニット全てをG1に変えてしまうので、G2以上のカードはGガーディアンを含めてガードに使用できず、リアガードはインターセプトを封じられています。そのうえでパワーを1まで下げられていますのでこれらのクランの完全に止めるのは非常に厳しいと言わざるを得ません。最悪G3先乗りからGガーディアンを2枚以上使用して無理やりGゾーンを3枚開けるという無茶をしても押し込める可能性は十分にあるでしょう。スパイクは特にメカ・トレーナーの存在からある程度現実性があります。

 実際に使用してみないと分かりませんが、対策が出来ないわけではないと思います。アニメの描写にもあったとおり、リアガードを呪縛することで攻撃回数を大きく減らすことが出来ます。最近多くのクランに配られている解呪系の能力が配られるかにもよりますが、ある程度は有効なのではないでしょうか。しかし、バーン能力は対策の使用がありません。常に意識しておくのを忘れないことが、せめてもの対策でしょうか。

 

~最後に~

 竜神の目玉を飾る強力なカードが公開されました。未公開のスタークとウルティマにも期待がかかります。ハードルが高くなった分楽しみです。