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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

『トライスリーNEXT』収録カード(ポスター掲載分)について

こんにちは、バスターです。台風も去って関東では爽やかな秋晴れが広がっています。暑い…

 

今回は『トライスリーNEXT』収録のカードについてです。本文は続きから。

 

ニコ生でもアナウンスされていた通り、今日から取扱店舗様に『トライスリーNEXT』の販促ポスターが届いているようです。一部カードが公開されていますので、簡単に考察したいと思います。

 

ロイヤルパラディン

・《神聖竜 レジットソード・ドラゴン》

《ブラスター》、《アルフレッド》専用のGユニットです。CB1で《ブラスター》か《光の剣士》を含むG2以下のカードをコールし、パワー+2000する効果を持っています。《光の剣士》も対象に出来るので、アーメスを呼んでこられるのはいいですね。《ブラスターブレード・スピリット》を呼んできて、相手の盤面を崩すのも面白いでしょう。最近の《ブラスター》は色々と悪さをするので、その動きを安定して行えるようになるのは優秀です。最近は初回超越から使える優秀なユニットも増えましたが、《アルフレッド》にも配られたのは、古参のファンからしたら嬉しい限りです。CBの使い方さえ間違えなければ、ただでさえ優秀な《アルフレッド》、《ブラスター》に、更なる安定感を与えてくれるでしょう。

 

・《ナイト オブ キャスト》

勇敢条件でRに登場したとき、同列のユニットに自身と同数値のパワーを与えるスキルを持っています。自身がG2なので、基本的にはG1以下のユニットをパンプさせます。

自身の素のパワーが8000ですので、パワー7000のユニットに効果を与えることで23000ラインを形成できます。《飛天の聖騎士 アルトマイル》がVにいれば26000と十分な数値を確保できます。

しかし、やはりパワー8000が少々ネックでしょうか。ロイヤルパラディンには《べノン》や《スターライト・ヴァイオリニスト》など他にも優秀なユニットが多くいますので、あまり採用枚数を増やすと序盤の防御力を低下させる一因になります。また、勇敢なので誘発が難しいのも辛いところ。ハンドが大きな意味をもつこのゲームに置いて、手札を減らすことは致命傷になりかねません。また、そこまでして誘発させたい効果かと言えば、首を傾けざるを得ません。

個人的に勇敢にはネガティブな印象を持っているせいもあるのでしょうが、扱いが難しそうなイメージを受けました。

 

 

ネオネクター

・《姫小百合の精華銃士 マイラ》

名前長げえっ!

一度じゃ覚えられそうにないですね(笑)GB2のSB1、名称指定の亜種型Gペルソナブラストで、コールされたリアガードのパワーを、場にいる《銃士》のリアガードの数×2000上げる能力を得ます。以前登場した《白百合の銃士隊長 セシリア》が盤面整理を行うのに対し、こちらは完全にフィニッシャーとしてデザインされています。

《銃士》はスペリオルコールを得意としているので、安定して強力なパワーを得ることが出来るでしょう。元々序盤の安定感に定評がありましたので、ゲームを通じて隙がなくなった印象を受けます。

自分で盤面整理を行えないのがやや欠点でしょうか。基本的にリアガードありきの能力なので、手札次第では厳しい状況も出てくるかもしれません。しかし、今までの《銃士》に足りないものを持っているユニットなので、今後《銃士》デッキをさらに強力にサポートしてくれるでしょう。

 

・《日差の乙女 ポーラ》

脳筋ですね

開花軸はよくわからないのですが、とにかく脳筋ですね。名称を変更したりするユニットがいますので、書いてある以上に誘発は簡単そうです。他は正直よくわかりません。

ここまで一貫して特性を守る開花、ホントに凄いと思います。

 

 

ギアクロニクル

・《スチームソルジャー ウンダルル》

登場時にCB1でバインドゾーンのカードを2枚まで山札に戻し、2枚戻したら1枚ドローとCC1が出来ます。時翔などでバインドして戻れなくなってしまったトリガーユニットなどを戻してあげると有効そうに感じます。単純にアドバンテージを取れるというのも高ポイントです。

問題はどこまでバインドゾーンが貯まるかですね。《クロノジェット》では時翔以外でバインドゾーンを使うことはあまりありませんし、《クロノファング》では一部のユニットのパワーを落としてしまうのであまり戻したくありません。《機械仕掛けの神》では論外ですね。なるかみの《ドラゴニック・ヴァンキッシャー》に対するメタにもなりますが、まぁ、局所的すぎます。

NEXTでどのように《ギアクロニクル》が強化されるかによって、大きく評価を変えそうな1枚です。

 

・《スチームテイマー アルカ》

変則型の守護者ですね。完全ガード能力と、ドロップの同名カードと《十二支刻獣》のトリガーユニットのバインドによって自身をドロップゾーンから手札に回収できます。

《十二支刻獣》しか対象に取れないため、汎用性は極めて低いです。しかし、《スチームメイデン アルリム》等と異なり、リアガードを守れます。あまり意味はないかもしれませんが、無視できないメリットだと思います。

回収能力は便利ですがドロップに2枚以上同名カードが存在しないといけないので、タイミングが遅いのが欠点ですね。しかし、自身が《十二支刻獣》であり、一度に2枚の《十二支刻獣》をバインドできるため、《クロノファング・タイガー》などをメインに据えた《機械仕掛けの神》にとっては大きな追い風になりそうです。あぁ、完全なる未来にまた一歩近づきました。

 

~最後に~

全体的には従来のコンセプトから外れない強化を受けたと感じています。懐かしいユニットの強化もあって、新規のファンにも古参のファンにも嬉しいパックになるのではないでしょうか。同時発売のTDもございますので、ぜひ、新しいヴァンガードに触れる機会にしてください。

 

 

天舞竜神の情報をはよぅ…