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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

週刊ヴァンガ情報局(5/9放送分)で公開された新規カードについて

 こんばんは、バスターです。遅くなってしまいましたが、ヴァンガ祭お疲れさまでした。参加された皆様は楽しめましたでしょうか。私は直前に少し体調を崩してしまったのですが、何とか参加することが出来ました。普段対戦しないような方とファイト出来て楽しかったです。ファイターズロードの東京予選とトライスリーファイトに出場できなかったのが少々心残りですね。

 今回も新規カードについてです。本文は続きから。

 

 

 本日は、来月に発売を控えている新弾から《かげろう》のカードが多く紹介されました。早速見ていきましょう。

 

・《ドラゴンダンサー 二ルダ》

 かげろうのスタンドトリガー。<竜炎>能力と、<竜炎>能力を持つユニットのアタックがヴァンガードにヒットしたらCC1と相手のリアガードを退却させるスキルを持っています。

 CBを多用するかげろうにとってCCはありがたく、自身の能力も含めて積極的に相手を退却させていけるでしょう。能力持ちであることのみが条件ですので、リアガードにもガード強要力を付与できるのは中々にいやらしい能力です。

 気になる点としては10000シールドを消費してしまう点ですね。それ以上のリターンが得られるとは言え、手札を増やしにくいかげろうにとっては小さくない損失です。また、そもそもとしてかげろうのヴァンガードにはVスタンドやクリティカル増加が多いため、スタンドトリガー自体があまり相性が良くない部分もあります。デッキを構築するファイターの腕が問われるカードではないでしょうか。

 

・《ドラゴンナイト ムブディ》

 かげろうのG2ユニット。<竜炎>能力と、<竜炎>状態の《ブレードマスター》がいればCB1で1枚ドローし、相手の空いているリアガードサークル1枚につき自身のパワー+2000します。

 クランこそ違えど、ドローできるアタッカーとして《戦場の歌姫 メラニア》を彷彿とさせます。パンプは陽炎のクラン特性とよく噛み合っており、単独で16000以上に届くのは大きな魅力といえます。ヴァンガードに《ブレードマスター》を要求するものの、超越共鳴である戴天の汎用性が高いのも追い風です。

 かげろうにはありがたい優秀なドロー要員&アタッカーですが、CBの競合が起こることが考えられます。採用枚数はよく考える必要がありそうですね。

 

・《炎熱猟兵 ダムジッド》

 かげろうの守護者。<竜炎>能力と完全ガード能力、ガーディアンサークル登場時にドロップゾーンに同名カードがあればシールド+15000できます。

 目を見張るのはやはりガード値を増やす能力でしょう。比較的緩い条件で完全ガードとしても通常のガード値としても使い分けられるのは非常に便利です。基本的にコールすることはありませんが<竜炎>を持っているため、様々なサポートを受けられるのも嬉しいところです。

 現在かげろうにはCCが出来るプロテクトオーブや、バウンスができるレアスなどがいます。どの守護者を採用するかは自身のファイトスタイルと相談しましょう。

 

・《ドラゴニック・ブレードマスター”紅焔”》

 かげろうのG3ユニット。<竜炎>能力、超越時にCB1でリアガードを1体退却し<竜炎>持ちユニットにパワー+3000する能力、各ターンの終了時に相手のリアガードがいなければドロップゾーンの<竜炎>持ちのG3を回収する能力を持っています。

 超越スキルは旧ブレードマスターの上位互換と言えるでしょう。リアガードに付与する場合は事前配置が必要ですが、<竜炎>持ちのGユニットであればパンプの対象になるので無駄になりにくいのは嬉しいですね。

 回収の能力は非常に便利で、かげろうであれば条件を満たすのは容易でしょう。今まで比較的苦手にしていた盤面を空けてくるクランにも優位に立ち回ることが出来るようになり、超越の安定化は勿論アタッカーの補充、再ライドによるソウルの確保など柔軟な立ち回りが出来るようになりました。現在は《オーバーロード》の方が使用率が高いように感じますが、このカードの登場で《ブレードマスター》も立ち位置を大きく上げる可能性を感じさせるようになりました。

 

~最後に~

 今回かげろうは従来からの持ち味を失わずにより高い安定感を得るような強化をされた印象を抱きました。Gユニットの効果がまだ判明していませんが非常に強力そうですので発表が楽しみですね。

 まだまだ強化を待つクランが多くいます。楽しみですね。