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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

週刊ヴァンガ情報局(11/22放送分)で公開されたカードについて

こんばんは、バスターです。関東では雪が降るみたいですね。

唐突ですが、勢いだけで《ルアード》を作りました。<儀式>も超越スキルも強く、これからの可能性を感じますね。

今回は週刊ヴァンガ情報局で公開されたカードについてです。本文は続きから。

 

 

それでは、早速見ていきましょう。

 

・《カタルシス・ビビッド》

ロイヤルパラディンのG2ユニット。12月の公認大会の参加賞ですね。イラストがとても好みです。

<勇敢>を達成していたらパワー+2000し、「インターセプトした時にSB1でシールド+5000」を得ます。

パンプはさりげなく永続効果なので、相手ターン中も有効ですね。相手のG2に単独で殴られる可能性が低くなるのは地味ながらも便利ですので、覚えておいた方がいいでしょう。インターセプト時のパンプは低コストでシールド値を稼げます。<勇敢>が誘発しているということはガードがギリギリなことが多いことが想定されますので、いざという時には便利でしょう。同じ要件、コストで同量のシールド値を確保できる《スカウティング・オウル》に比べ場持ちがやや悪いものの、パワーが高いためアタッカーとして活躍できる点で差別化できます。GBがないので速攻を受けたときにも使えますね。

コスト自体は軽いものの、《ホープソング・エンジェル》や《スターライト・ヴァイオリニスト》などとコストが競合するのがネックですね。あまりソウルを貯めやすいクランでもありませんので、ソウルの管理には気を付ける必要があります。

また、前述したとおり場持ちの良さでは《スカウティング・オウル》に利があります。自分のデッキのグレード配分などと相談して採用枚数を決めていきましょう。

繰り返しになりますが、イラストが本当にかわいいですね。

 

・《スクランブル・グリフォン

ロイヤルパラディンのG2ユニット。<勇敢>達成時に自身をソウルに置くことで、アタックされているヴァンガードのパワーをそのバトル中+10000出来ます。

大雑把に言えば、エスペシャインターセプトと同じです。あちらと異なりソウルが増えるため、前述の《カタルシス・ビビッド》のコストが賄えるようになるのは便利です。<勇敢>持ちですので、比較的幅広いユニットからのサーチに対応しているのは嬉しいですね。

当然と言えば当然ですが、パンプは「バトル中」なのが少々残念ですね。《ギアクロニクル》をはじめ、最近はリアガードの連続攻撃が得意なクランが増えていますので、多少コストがかかってもターン中のパンプであってほしかったです。また、基本的に前列にいることになりますので、相手のアタックに晒されやすいのも難点ですが、有効化してるシーンではガードもギリギリの筈ですので、アタックを逸らせたと思えば御の字でしょう。

 

・《厳戒の騎士 レギウス》

ロイヤルパラディンのG1ユニット。完全ガード能力と、ガード時に<勇敢>達成でVが《アルトマイル》ならSC1、更に手札が1枚以下なら完全ガード能力の手札コストを踏み倒す能力を持っています。

追加効果のメリットを顧るに、《アルトマイル》専用の完全ガードと言っていいでしょう。G3全てを《アルトマイル》で統一することも不可能ではないため、デッキ構築次第では問題なく使用できます。

追加効果は素晴らしいですね。何かとお世話になるソウルを確保できるほか、手札が1枚以下の状況ではコストなしにガードが出来ます。連続攻撃に晒された時や《ぬばたま》と対戦する際などには役に立ってくれるでしょう。

手札コストを要求するので少々分かりづらいですが、<勇敢>や追加効果の達成にはルールがあります。公式が詳しく説明しているのでここでは省略させていただきますが、使用を検討している方は予めしっかり読んで、処理を誤らないようにしておきましょう。

 

・《神聖竜 ブレイブランサー・ドラゴン》

ロイヤルパラディンのGユニット。『トライスリーNEXT』で《冬麗の花乙姫 インベルノ》と共にGRを飾るユニットが登場です。アニメでシオン君が超越していました。

GB3達成でアタック時にCB1で山札から<勇敢>持ちを3体までコールし、コールした枚数分手札を捨てる能力と、<勇敢>達成時に自分のユニットがアタックした時にパワー+3000する能力を持っています。

上の能力は実質的なコストが厳しいものの、山札から欲しいユニットを確定でサーチ出来るため柔軟性が高いのがいいですね。《反攻の騎士 スレイマン》を呼んで更なる追撃を狙ってもよし、《エスコート・イーグル》や《スカウティング・オウル》でその後のガードを固めるもよし、様々な対応が狙えます。最終的にコールした分だけ手札を捨てなければいけませんが、予め手札をコールする枚数以下に減らしておけば、捨てる枚数を軽減することが出来ます。アニメでシオン君はアタック時までに手札を0枚にして完全に踏み倒していました。ターンを渡してしまった際のガードには不安が残りますが、ファイナルターンで手札を気にせずアタックできるのは便利ですね。もしべレヌスなどをコールしている際には、先にブレイブランサーの効果を解決するように注意しましょう。

パンプも僅かながら便利であり、パワーラインの調整が出来るほか、防御寄りの<勇敢>を持つ《エスコート・イーグル》などが単騎でアタックできるようになります。乾坤一擲な使い方をすることが多いであろうGユニットですので互いに極限の状況が予想されます。その中でのパンプは普段以上に大きな意味を持ちます。意外とこの手の能力は忘れがちですが、勝敗を左右することも少なくないと思われますので、使用する際にはしっかりと覚えておきましょう。

 

~最後に~

段々と全容が明らかになってきたロイヤルパラディンの<勇敢>軸。《天命の騎士 アルトマイル》を中心に今まで以上に強力な強化が行われており、大会では要注意な存在になりそうです。

このブログでも常々申し上げておりますが、TCGにおいて命綱であるハンドを削る必要のある<勇敢>は、他のクランの固有スキルに比べ使いにくさが否めませんが、それをサポートするカード、そしてそれを突き抜けるほどの強力なカードが次々と公開されています。アルトマイルを中心とした新たな<勇敢>、楽しみです!