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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

ゼロスドラゴンについて

 こんにちは、バスターです。皆さん今日はクリスマスですね。皆さん楽しんでいらっしゃるでしょうか?それともWGP岡山に参加していらっしゃるでしょうか?私は引きこもっています。最近は寒いですし、来週は冬コミですからね。

 今回はゼロスドラゴンについてです。本文は続きから。

 

 

 前回まとめ記事を上げさせていただきましたが、改めて今年は色々なギミックが追加されました。代表的なものでは「GB8」、「GB1系Gガーディアン」、「支配」などでしょうか。その中から今回は特に個人的に衝撃的だったゼロスドラゴンについて考察したいと思います。

 Gゾーンに表のカードが3枚以上、Vと同名カードをドロップする、ターン終了時に全てのGゾーンが消滅するという多大なるディスアドバンテージと引き換えに強力な能力を持ったカードであるゼロスドラゴン。現状は3種類が配られ、ギーゼを除けば残り3種類が収録を控えています。

 ゼロスドラゴンが与えた影響として大きいのは、所属している国家であればどのクランでも使えるという点だと思っています。どのカードも状況さえ整えば文字通りゲームを決めることが出来る性能を持っていますので、該当するクランとファイトする場合は常に意識していなければいけません。最近ではどのクランも強力なGユニットも持っていますので、当然そちらもケアしなければなりません。ファイターの意識を大きく変えた点には注目しなければなりません。

 それでは折角ですので1枚ずつ見ていきましょう。

 

・《絶海のゼロスドラゴン メギド》

 メガラニカのゼロスドラゴン。手札もしくはドロップゾーンから盤面を展開し位置交換を行いつつ連続攻撃を行えます。初めて登場したゼロスドラゴンという事もあって我々に大きな衝撃を与えました。

 グランブルーにとってはあまり恩恵を感じませんが、基本的に引いたカードで戦うアクアフォースやバミューダ△にとっては大きな追加でした。各クランの特徴を利用すれば最低6回を大きく凌ぐ回数の攻撃が可能です。

 ただ、どこまで行っても各クランの動きを強く行っているだけですので、後続のゼロスドラゴンに比べると見劣りしてしまっている感じがします。メガラニカのクランは私も愛用していますが、発売から一ヶ月が経ち、今のところ一回も使用していません。しかし自分の退路を断って撃っていることには変わりはないので相手に心理的なプレッシャーをかけられるのではないでしょうか。来年は何とかして使ってみたいものです。

 

・《獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ

 ドラゴンエンパイアのゼロスドラゴン。ヴァンガードを含めた退却とハンデスによって相手に多大なディスアドバンテージを負わせます。

 シュティル・ヴァンピーアの様にヴァンガードを一時的に変更する能力はありましたが、初めてヴァンガードを退却させるカードです。このカードの登場によって常にドラゴンエンパイアとファイトする場合には再ライド用のG3を用意しておく必要があります。もし用意できていたとしても強制的に手札を3枚削られ、その上でアタックをガードしなければいけません。凌げたとしても相手側のダメージは相当なものでしょう。

 現状ではドラクマでフィニッシュしたことも決められたこともあります。環境に与えた影響としては相当なものでしょう。同時に収録されたかげろうが非常に強力だったというのも大きいでしょうが、今後も活躍し続けることでしょう。

 

・《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》

 ズーのゼロスドラゴン。リアガードパワーを99999まで上昇させ、ダメージを与えたら特殊勝利という能力です。ネオネクタールやグレートネイチャーはパンプがウリでしたが、こちらもまたドラクマと同じく真新しい能力と言えるでしょう。

 完全ガードを持っていない限り、攻撃を止めるためには相当な枚数のガーディアンを必要とします。基本的には常に完全ガードを持っているよう心掛ける必要がありますが、ズーのクランは基本的にパワーが高いため、常に1枚を確保しておくのは非常に難しいでしょう。また、仮に止めたとしても想定されるゾーアのパワーは36000です。中々に止められるものではないでしょう。比較的簡単に完全ガードをリクルートできるシャドウパラディンやギアクロニクルの使用者が減っているのも追い風でしょう。今後の強化の如何にも依りますが、引き続き脅威であることでしょう。

 

・《終焉のゼロスドラゴン ダスト》

 ダークゾーンのゼロスドラゴン。たまたま鑑賞していたアニメで登場したので、描写のみでの考察です。登場時に相手のユニットの効果全てを失わせ、グレードとパワーを1にまで下げ、1ダメージを与えていました。ダークなイメージに相応しい恐ろしい能力です。

 イメージとしてはグレードごと下げるデリートといった感じでしょうか。アニメでは前列が呪縛されていたため2回の攻撃でしたが、元々ダークゾーンには連続攻撃を得意とするクランが多く存在します。パワーを極端に下げられたうえで連続攻撃を行われるのは非常に脅威でしょう。能力を失う効果も厄介で、相手のターンに有効な各種グルグウイントや金曜日に公開されたダイネクサスなども無効化されます。Gガーディアンも使用不可と実質的なガード制限をかけてきたうえでのアタックですので厄介この上ありません。

 まだ正式なテキストが判明していないため確実なことは言えませんが、ダストも大きな影響を与えるのではないでしょうか。

 

 

~最後に~

 環境に大きな影響を与えたゼロスドラゴン。特性上使用頻度はあまり多くは無いものの、意識を変えたという点では中々に大きな追加だったのではないでしょうか。再最近は商品の発売頻度も多く強力なカードも多く追加されるため大変ですが、どのクランも活躍できる可能性が増えたという事で、面白い環境になってきたと言えるのではないでしょうか。

 今年も残りわずかですが、思い切り楽しみましょう。