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ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

2017年を振り返って

 こんにちは、バスターです。

 少し気が早いですが、今回は2017年を振り返りたいと思います。本文は続きから。

 

 

 早いもので、今年も残すところあと2週間となりました。私個人としても、今年は公認・非公認共に入賞とある程度の結果を残すことが出来ました。そして全力で取り組んで結果を出すことの喜びを再認識できた1年でした。来年の予定はまだ未定ですが、今年以上の結果を出すことが出来れば、と思っています。

 折角ですので、今年を簡単に振り返ってみましょう。

 

~前半~

 超越が強力なクランが環境上位を独占し、超越デッキに対抗するための「G1止め」が蔓延っているところから始まりました。七海が2度の規制を受け大幅に立ち位置を下げ、公式が望んでいる環境に近づいたのではという印象を受けました。

 強化という面では、2月の剣牙激闘で収録されたべリアルオウルによってルアードが大きく強化されました。たった1枚のトリガーユニットがここまで大きくデッキパワーを押し上げたことは、今までなかったのではないでしょうか。

 他に大きな出来事は<支配>が実装されたことでしょう。テクニカルブースター以降出番がなかったぬばたまですが、2種目のクラン能力の獲得によってファイターの意識を大きく変える結果となりました。新効果がぬばたまに配られたという点もまた大きく、従来の強力なカードを使用できるという幅の広さも魅力の一つに感じました。

 他には十二支刻獣が現実的に戦えるようになったり、今までオーバーロードの陰に隠れていたブレードマスターなども注目を集めました。

 

~後半~

 まずは規制の面から。10月には一切の制限がかからず、サンクチュアリガードだけが解除されるという結果でした。半永久的なループを行う事が出来ジェネシスや、前半大会で結果を出したもののファイトにかかる時間が長く、時間切れが多発していたブレイドウイングに規制がかからなかったことに疑問を感じる声が多く上がったように感じます。

 公判で注目するべきは強化の方でしょう。正直、ここまで多くのクランに強力な追加が来るとは思いませんでした。

 まず、竜皇覚醒に収録されたクランは、以降の大会において上位進出を多く果たしました。ルアードは勿論のこと、これまであまり結果を出していなかったオラクルやなるかみが顔を出すようになったのは驚きです。特にオラクルは非常に顕著で、Gユニットに強力なカードが配られたために、今でも多くの会場で結果を残しています。我々の意識を大きく変えたクランと言えるのではないでしょうか。

 アニメがGZに入り、この動きはさらに加速されることになりました。クランブースターで収録されたリンクジョーカー、特にカオスが大きな強化を獲得し、リアガードを主力とするクランの殆どを封じ込めることが出来、一時期は大会シェアの約4割を占めるほどになりました。全盛期のギアクロニクルでもここまでは無かったと思います。

 このままカオスが環境を独占するのかという中で登場したのが究極超越です。大きなデメリットを負う代わりに効果は非常に強力で、該当する国家に属するクランと対戦する際にはしっかりと意識することが必要になりました。余談ですが封入率も大きな話題になりましたね。

 呪縛や抵抗に対抗するためにサークル指定のカードが多く登場し、クラン特融の動きが非常に行いやすくなりました。また収録されたクランはどれも非常に強力になり、ハマれば大物も喰らえるほどになりました。失礼ですがかつては環境上位にたちかぜやむらくもが来ることは考えられなかったでしょう。

 そして今年最後に発売されたのがズーのパックです。注目されているのはメガコロニーとネオネクタールでしょうか。盤面やコストの使用を制限しつつ多くのアドバンテージを獲得するメガコロニーに、特性はそのままに扱いやすさを格段に向上させたネオネクタールが大きな注目を集めています。昨日の名古屋大会ではメガコロニーが優勝しました。グレートネイチャーも陰に隠れるものの強化自体は非常に面白く、使っていて非常に楽しいです。

 総じて、最近は収録されるクランの強化が著しく、常にどんなクランと当たっても対応できるように意識する必要が出てきました今後もこの傾向はきっと続いていくことでしょう。使い手としては非常にうれしいですが、考えることが多くなり難しくなったのも事実です。

 

~最後に~

 今まで以上に大きく動いた1年だったと感じています。色々な変化に対応することは難しいですが、とてもいい方向に変化していると感じますので、今後も引き続き楽しめればと思います。

 さて、皆さんにとって今年はどんな1年だったでしょうか。

 

※相も変わらず締めの様に聞こえてしまいますが、出来れば年内にもう少し記事を載せたいです。