VGアルカディア

ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

今日のカードについて

 こんばんは、バスターです。

 今回は久しぶりの今日のカードについてです。本文は続きから。

 

 

 本日はなるかみのRRRが公開されました。早速見ていきましょう。

 

・《抹消者 ドラゴニック・ディセンダント”Σ”》

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 なるかみのG3。《抹消者》に超越した時にECB1でVにパワー+10000と「スタンド時にドライブ+1」を与える能力と、アタックがヒットしなかったときにCB1と手札を1枚捨てることで自身をスタンドする、リアガードで有効な能力を持っています。

 抹消者のG3の収録はアナウンスされていましたが、《真・抹消者 ドラゴニック・ディセンダント”Z”》がハーツとして指定している《ディセンダント》が選ばれました。超越スキルは汎用性こそ低いものの”Z"とのシナジーは極めて高く、終盤においては極めて優秀なフィニッシャーとして機能します。”Z"の評価も大きく変わることでしょう。

 個人的に優秀だと感じたのはリアガードとしての能力です。コストこそ重いもののリアガードの連続攻撃は現在の環境上位のデッキが得意としている戦術であり、抹消者のフィニッシュ力を大きく上げてくれるでしょう。しかもVの名称指定がありません。コンクエスト・ドラゴンや”VOLTAGE"などでパワーを上げればさらにプレッシャーが上がります。今後の《抹消者》を支える1枚になるでしょう。

 

・《火柱の抹消者 カストル

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 なるかみのG1。超越のコストになった時にCB1で山札の上7枚からG3以上の《抹消者》を手札に加える能力、超越コストを支払う際、《抹消者》がVの時に手札でグレード+2する永続能力を持っています。シシルス互換の亜種ですね。抹消者にも追加されました。

 登場時のサーチ能力こそなくなりましたが、コストを払うことでアドバンテージを稼げるようになりました。確実性はありませんが、リンチュウなどはコストを要求しますので有難いですね。

 永続能力は名称指定がありますが、デッキのG3を統一しておけば問題になることはありません。超越先の指定もありませんので、《抹消者》であればこちらを優先して間違いないでしょう。《ヴァンキッシャー》などで超越コストになるユニットを水増しできないように調整されているので気を付けましょう。

 

 

・”Σ”を採用するにあたって

 ここからは完全に雑記になりますので参考にならないかもしれません(普段の記事も役に立っているか分かりませんが)。なので興味がある方は暇つぶしにどうぞ。

 

 現在の《抹消者》でメインになっているのはスイープコマンドを軸にファーストサンダーでスペリオルライドをしたり、相手ターン中にLBを誘発させたりする型が主流になっています。”Σ”が実質的に”Z"専用の超越スキル持ちであると考えると、サブVとしての採用が現実的になるのではないでしょう。リアガードでも十分以上の活躍をすること、カストルの能力を勘案するとメインVを含めて4枚ずつ採用してもいいかもしれません。”Z"に超越する時だけ乗りなおす、と言うのもあまり現実的ではありませんので、乗れたらラッキー、程度のスタンスでいいのではないでしょうか。

 また、懸念すべき点としてCBの枯渇が挙げられます。今回のカードを含め何かとCBを使う名称です。また、超越スキルをメインに戦う《ヴァンキッシャー》と差別化させるためにも序盤の動きも重要になってきます。確実性こそありませんがサイケイやズイタンを使っていくことが重要でしょうか。

 

 個人的に一押しは前回の記事でも取り上げた《スマッシュボクサー・ドラゴン》です。<雷激>を達成する必要があり、《ヴァンキッシャー》よりも難易度は高いですが、優秀なサポートが増えた今では十分現実的に採用を検討できると思っています。具体的にはグリゼルやハードロッドですね。現在の戦術の根幹を支えているファーストサンダーと優秀なGユニットであるリンチュウの相性があまり良くない点を如何に解消するか考えていましたが、ある程度は割り切ってより再現性が高い戦術にシフトしてもいいのかもしれません。現在私は《ヴァンキッシャー》程ではありませんが、<雷激>をある程度取り入れた《抹消者》を検討中です。上手く回るかは分かりませんが、じっくり研究していきたいですね。

 

~最後に~

 殆ど自分用の雑記もあったため、ダラダラと長くなってしまいました。強力なカードが増えるとそれだけで選択肢が増えるので嬉しいですね。新しいカードを使って、楽しくファイトしたいものです。再び舞い降りた「黙示録の剣」は、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。