VGアルカディア

ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

週刊ヴァンガ情報局(1/24放送分)で公開された新規カードについて

 こんばんは、バスターです。

 今回は新規カードについてです。本文は続きから。

 

 

 今週も皆さんお待ちかねの「週刊ヴァンガ情報局」が放送されました。極めて珍しく30分以内に終わりました。今回も新規カードが盛りだくさんです。早速見ていきましょう!

 

・《メテオカイザー ユニオール》

 ノヴァグラップラーのGガーディアン。ガーディアンサークルに登場した時、ソウルが無ければSC2&シールド+5000、ダメージゾーンに表のカードが無ければCC2&シールド+5000されます。

 極めて効率のいいコスト回復が出来るGガーディアンが登場しました。ノヴァは元々CCが得意なクランでしたので、クラン特性をしっかり反映していると言えますね。どちらの要件も満たしていれば一気にコストを回復しつつ25000シールドになれます。序盤から躊躇なくCBやSBを使用できるようになったと言えるでしょう。

 どんなデッキでも効果を発揮できますが、真っ先に思い浮かぶのは今弾で強化される《ブラウ》ですね。何かと序盤からCBを使用するクランですのでCCは嬉しい限りです。タイミングこそ難しいものの、上手く使いこなせれば今後のノヴァを力強くサポートしてくれるでしょう。

 余談ですが、ノヴァのSPクランパックに収録されるのは《フェイバリットチャンプ ビクトール》ではなくユニオールだそうです。嬉しいような悲しいような、複雑なかんじです。

 

・《竜刻魔道士 ミディール》

 シャドウパラディンのG1ユニット。GB1と<儀式3>達成中にCB1で<儀式>能力を持つユニット1体につきパワー+1000と、メインフェイズ開始時にSB1と自身の退却でCC1する能力を持っています。

 パンプは構築こそ縛るものの大幅な強化が行えます。最大でパワー13000になれますので、モルフェッサやウスキアスなどと組み合わせれば非常に高いパワーラインを形成できます。また、《天空を舞う竜 ルアード》をメインに使用する場合G1が多く並びますので、歪なラインでも最低限のパワーを出せます。しかし、シャドウパラディンにとってCBは貴重ですのでよく考えて使う必要があります。

 CCは便利な能力です。メインフェイズ開始時に盤面にいる必要がありますが、《覚醒を待つ竜 ルアード》の超越スキルでコール出来ますので、見た目ほど難易度は高くないでしょう。また、GBが無くドロップのG1を増やせるので<儀式>の達成にも貢献できます。しかしCBと同様、もしくはそれ以上に現在のシャドウパラディンにとってSBは重要になってきています。構築の段階からよく考える必要がありますね。

 

・《選別の騎士 ファーガス》

 シャドウパラディンのG2ユニット。登場時に手札からG1以下のカードを1枚捨てることで山札の上3枚を公開し、最もグレードの低いカードを1枚まで手札に加え、残りのカードをドロップゾーンに置く能力を持っています。

 ドロップゾーンを肥やしつつ、良質な手札交換が出来ます。<儀式>の達成を大きくサポートしてくれるでしょう。直接アドバンテージを取ってくれるカードではありませんが、盤面に残ってしまったら他のユニットのコストにすれば無駄がありません。

 とても便利なカードですが、パワー8000がやや引っかかります。パワーラインが低下してしまうのは残念ですね。《髑髏の魔女 ネヴァン》より5000も高い、とも取れますが、気にならない方は積極的に採用していけるでしょう。

 

・《黒炎をまとう竜 オグマ》

 シャドウパラディンのGユニット。多くの方が予想していた通りGRでした。是非SGRを見てみたいですね!

 CB1、SB1、ブリーザ式のGペルソナブラストを支払うことで自身のG1を好きな枚数退却させ、退却させた枚数と同じ数だけ、相手は手札かリアガードをドロップゾーンに置き、この効果で3体以上リアガードがドロップゾーンに置かれたら1枚ドロー出来ます。大まかな効果はアニメと同じですね。

 遂に登場した<儀式5>です。その厳しい条件と引換えに持つ能力は極めて強力で、リアガードのみならず相手の手札にすら干渉します。ターン終了時に盤面を空けることが多い《ペイルムーン》や《グランブルー》には大幅なハンデスを強要できるでしょう。また、アニメで描写こそありませんでしたが追加要件を満たせばドロー出来ます。確実に達成したいなら自分のリアガードを3枚以上退却させるようにしましょう。

 また、意外ですがGBが付いていないため初回から使用していけます。現状では<儀式3>すら難しい要件ですが、今回判明した新規カードに頼れば不可能ではありません。効果を発揮するのは手札が重要になる終盤であることが多いでしょうが、相手をハンデスによって追い詰めるといった手法がとれることは覚えておいた方がいいかも知れません。

 当然欠点は存在します。退却対象はG1のみですので効果を最大限発揮したければ多くのG1を用意しなければなりません。《覚醒を待つ竜 ルアード》でも2枚が限界ですので、手札に依存する場合が多くなることが予想されます。また、《べリアルオウル》を使用してさらにアドを取るといったことは出来ませんので注意が必要です。また、退却は「効果」であって「コスト」ではないので注意しましょう。詳細は公式から発表されていますので確認されることをお勧めします。

 そして何度も言っていることですが、既に優秀なフィニッシャーである《暗黒竜 ファントム・ブラスター"Diablo"》と《暗黒竜 スペクトラル・ブラスター"Diablo"》がおり、望む結果を得たい場合そちらを使用した方が手っ取り早いことが多いです。如何に差別化できるかは、ファイターの腕次第と言ったところでしょう。

 

~最後に~

 遂に目玉カードが紹介されました。GRの名にふさわしい強力な効果ですね。周りのサポートも優秀で、新弾発売後は新しい姿を見せてくれるでしょう。

 さぁ、発売まであと一週間と少し。首を長くして待ちましょう!