VGアルカディア

ヴァンガードにおけるメメント・モリ「いつかダブクリを捲られることを忘れるな」

今日のカード(10/27)について

こんにちは、バスターです。

今回は今日のカードについてです。本文は続きから。

 

 

今日は『天舞竜神』から、《スパイクブラザーズ》の2枚です。早速見ていきましょう。

 

・《ダッドリー・ジェッタ―》

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スパイクブラザーズの新規G1ユニット。《ダッドリー》を含むヴァンガードがいるなら、ライドフェイズ開始時に自身を退却させることで、そのターン中《ダッドリー》を含むGユニットにコストを支払わず超越することが出来ます。

誘発のタイミングや効果の内容から《覚醒を待つ竜 ルアード》を連想させる効果ですね。GB1の制約があるため初回超越で使用することはできませんが、いざという時に手札に依存せずに超越できるのは便利です。《ダッドリー・メイソン》を使用すれば配置することも容易です。

現在のダッドリーには、《ダッドリージェシカ》という優秀な超越スキル持ちがいますが、他のサポートがいないことが欠点でした。これで《アクロバット・ベルディ》に頼らずとも超越がしやすくなるので、純正なダッドリーを構築しやすくなります。

惜しい点は、GB持ちであることと、誘発するタイミングが「ライドフェイズ開始時」なので事前配置が必要だということです。最近はどのクランも相手の盤面に触れるようになってきましたので注意が必要です。また、現状《ダッドリー》を含むGユニットは《大戦士 ダッドリージェロニモ》しかいないのもやや残念ですね。これはジェシカと共通の悩みですが、こればかりは新規Gユニットに期待しましょう。

 

・《ダッドリー・チアーズ リンダ》

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スパイクブラザーズのG1ユニット。細かい部分こそ違えどQW型の守護者です。

手札からガーディアンサークル登場時にESB2で山札の上7枚を公開し、その中の《ダッドリー》をシールド+5000してガーディアンにコールし、残りのカードをソウルに置きます。

ESBという厳しい制約があるものの、シールド+5000することが出来ますので、構築にもよりますが、シールド値20000~30000くらいは期待できるのではないでしょうか。

また、「残りのカードをソウルへ置く」という追加効果から、「ソウルを増やす」目的で使用するのもありです。幸いVの名称は指定しておりませんので、ある程度《ダッドリー》を採用していればどの軸でも使用可能です。

ただ、QW全てに対して言えることですが、ランダムにガーディアンをコールする特性上、ガード値が極めて不安定なのが欠点です。《ダッドリー》名称のトリガーユニットが現在存在していないのも不安なところです。また、《ダッドリー》を2枚ソウルに置いておくのも、デッキ次第では難しくなりそうです。誰にでも使用できるわけではない、テクニカルなカードであるという印象を受けました。追加のカードの如何によって、評価が変わってくるでしょう。

 

~最後に~

スパイクの人気名称である《ダッドリー》にも優秀なサポートが配られました。今回収録のクランで名称を上げると「守護天使」、「撃退者」、「抹消者」、「ダッドリー」、「蒼嵐」などです。既にサポートユニットがいくつか紹介されていますが、このようなサポートが今後各クランに配られれば、以前からのファイターにも追い風になるでしょう。再び名称指定のデッキは環境に戻ってくることが出来るでしょうか、注目です!